【就活生に伝えたい】有給取得率低い=ブラック企業とは限らない

この会社はちょっと有給取得率が低い。あまり良い企業とは言えない。別の企業を調べよう!

このように考えている就活生の方いませんか。ちなみに自分はそう考えていました。今考えると安易だったと思います。

安易だと分かったのは、有給にも色々な使い道があると知ったから。来年に繰越す、病気になったときのためにためる、有給を売る等。

ただ、圧倒的に低いところは再考してもよいかもしれません。

有給取得率が圧倒的に高い

有給取得率が高いにこしたことはないと思いますか?

圧倒的に高いところも、もしかすると再考する必要があるかもしれません。

「有給取得率100%」

有給取得率100%ということは、1年で付与された有給を全て使ったということになります。ただ、これは企業の制度によっては、必ずしも良いとは言えません。

企業が外見を良く見せたいがために、社員に有給をとらせようとしている可能性があるからです。

何が悪いの?と思うかもしれません。

極端な例として、年度末にインフルエンザにかかったとき。基本的に休まなければなりません。その時には有給を使います。

1年で有給を使い切るように計画的に使っていると、有給が残っていない可能性があります。有給が残っていない場合は、欠勤扱いになってしまいます。

そうならないように有給を一定数翌年以降に繰り越せる企業はあります。その制度により、基本的に有給は全部使い切らない人が多いです。その結果、有給取得率という数字は低くなることもあります。

仮に年に20日有給が付与されているとして、90%取得するとしたら残り2日しか残らないわけです。

それでは不安なので、更に何日か余分に残して…

という具合にどんどん有給取得率は低くなります。有給取得率が低い→ブラック企業とは言い切れないのです。

 

最後に

一番大事なのは自由に有給をとれるか否か。自由に有給を使える環境かどうかを気にしてください。有給取得率が低くても、それが自由に有給を使った結果ならば、不満は生まれませんからね。