Wake Up, Girls! 映画(青春の影&Beyond the bottom)の感想

前編の青春の影は、アニメの最後、つまりbベックス(大手レコード会社)から契約の電話が来てからの続きの物語になっています。後編のBeyond the Bottomは、前編の続きとなっています。前編は2015年9月放映、後編は2015年12月放映だったから、私のように一気に見た人にとっては非常に感動できるものでしたが、リアルタイムで見ていた人にとっては、3ヵ月間、非常にもやもやしていたと思います。前編と後編に分けて感想を書きたいと思います。

 

前編:青春の影

私は最初、bベックスに注目されたため、映画はアニメと違ってシリアスな展開はなく、トントン拍子で進むと思っていました。しかし、そうではなく、様々な壁にぶち当たりました。度々、現実を突き付けられながらも苦労しながらも7人で乗り越えていくところがWUGの良さだと私は思うので、ある意味期待通りの展開でした。現実を叩きつけられているところを見ると非常に物語に引き込まれる反面、非常に心が痛くなります。ただ、心が痛む分、報われたときに非常に感動するから泣けます。

前編のあらすじは、bベックスはWUGに注目し、1年契約を結ぶこととなります。1stシングルは早坂さん作曲という影響もあってか順調に売れましたが、2ndシングルは早坂さん以外が作曲したもので、WUGらしくない曲(素顔でKISS ME)であり、売上が伸びず会社としてもCDの売り上げ目標を下方修正しないといけないという現実を突きつけられます。手売りを行う等のあがきはするものの売れ行きは伸びませんでした。そのような状況になり、仙台から東京に挑戦しにきた結果がこんなものでいいのかと7人で考えているところに早坂さんが登場し、再び「アイドルの祭典」に出るよう勧めます。この時に早坂さんが提供した曲が「少女交響曲」でした。この曲を手にして再び仙台から再スタートすることを決意し、前編は終了となります。

 

後編では、アイドルの祭典で勝利するために知名度を上げる目的で全国を巡ることになります。今回は全国をめぐる中で、ななみが将来どうなるべきかを決めきれていない問題に直面します。WUGのアニメでは、「今年の」光塚の試験は諦めるという形だったので、完全に光塚を諦めたわけではありませんでした。迷った結果、ななみはアイドルの祭典を諦め、光坂の試験を受ける決意をしました。しかし当日、WUGの6人が会場に着くと、そこにななみが現れます。この場面は非常に泣けます。感動します。ここでななみが戻ってきたことにより、ななみはWUG一本に専念することになりました。そして7人となったWake up, GirlsはBeyond the Bottomを歌い、アイドルの祭典で優勝しました。

 

最後に

少女交響曲Beyond the Bottomを映画のストーリーと共に聞くと本当に感動するから、映画を見ることをおすすめします。この2つの映画を見ておかないと、WUG新章の内容が分からないと思います。あと、丹下社長が夜逃げした理由が後編で分かります。