舞台「タイムフライズ」あらすじとまゆしぃの役柄

今回の舞台は、一言でいうと、現代の就活生が学生運動の時代にタイムスリップするお話。

知らない単語がありましたが、演者の方が都度解説してくれたので、おいてけぼりになることはありませんでした。今回の舞台は全体で3時間程度でしたので、途中休憩がありました。あらすじは以下のような流れです。

 

最初は1964年の実際の学生運動の映像から始まる。正直映像がぼやけている部分もあり、あまり詳細は分かりませんでした。

始まって少しすると、現代で就活生2人がティッシュ配りしている場面にうつります。1人は内定がとれない就活生、1人はいくつか内定をもらっている就活生。この二人が今回の舞台の主人公となります。

現代と言っても、この舞台では2008年頃のことを指します。この頃は就職難民、内定取り消しなどの言葉が世間で飛び交っていました。

主人公の2人のうち、1人は就職難民、1人は内定取消しをくらいます。そこで今後について色々悩んでいるところだったのですが、突然過去にタイムスリップしてしまいます。

そこで学生運動を通して、様々なことを学んでいく物語となっています。

 

・まゆしぃの役柄

まゆしぃは沖縄出身の女子学生の役でした。故郷の沖縄を返還してほしいという願いから学生運動に参加しました。まゆしぃは現代から来た主役の子に質問をなげかけます。「沖縄から米軍基地は無くなったんですよね?」

すごく希望を込めた声でこの質問をしていて、凄く切なくなりましたね。ソロ曲で歌う箇所も何度かありました。

今までの舞台でのまゆしぃの役とうってかわって、純粋な女の子の役でした。

最近の舞台「雨音の消えた白」や朗読劇「さよならのかわりに」では、まゆしぃの役の子は亡くなってしまっていました。しかし今回は生存しています。嬉しい限り。

髪型も今まで見たことなかったですね。昭和という設定だからかもしれません。

 

最後に

仕掛けが凄く大掛かりでした。人数も60人はいたので、色々と規模が大きい舞台でしたよ。規模が大きいので、今回の舞台ではアフタートーク等はありませんでした。

今回はまさかまさかの演奏が生で行われていました。言うなれば生バンド。ドラム、キーボード、ギター、チェロ等様々な楽器で音を奏でていました。総じて、色々と壮大な舞台でしたよ。