この本はこんな人におすすめできます。
・毎日定型業務を行っている人
・自分の仕事に疑問を感じてる人
・尖った意見を聞きたい人
いくつか自分の中で響いた事柄を紹介します。
肩書きを3つ手に入れよう
・1つのことに1万時間取り組めば誰でも100人に1人の人材になれる
・理想の肩書きを手に入れるためにはどうしたらいいか考える
・緩急を使いこなすことこそ仕事の本質(サボりも必要)
・完璧主義者ではなく、完了主義者が大量のプロジェクトを動かす
・準備に時間をかけるのは無駄、すぐにはじめて走りながら考える
・「多動力」とは異なるいくつものことを次から次へとはまる力。
・飽きるというのは慣れて余裕が出てきたということ。飽きっぽい人ほど成長する。
・どんな分野でも80点までは簡単にたどり着けても、100点満点を達成出るには膨大なコストがかかる。
・飽きたことノートを作ってみよう。1年後にノートが何冊分になったか、それが成長の証。
・人生でワクワクしない時間を減らす。そのためにはやらないことを決める。
・自分の時間を奪う人間と付き合ってはいけない。
・何か疑問を沸いたらその歴史を深掘りして根幹から理解する。
1つのことに1万時間というのは想像し難いほど、長い時間ですよね。それほど情熱を捧げることができるものってなかなかないですよね。
どんな分野でも80点はとれるという技術は他の本でも見たことがあるので、その通りだと思います。80点の分野を増やすことが大切なんだと思います。
質問に関して
・知らないことは恥ではない。どんなことでも恥ずかしがらずに質問する癖をつけよう
・質問力がない人に共通する問題点。それはメールやLINEも長い。
・簡潔な文章を書く練習、手短に話をする練習をする。
・質問力がない人は、頭の中を整理できてないから、こういう人らが集まって会議すると論点がごちゃ混ぜになり、問題が複雑になる。
メールやLINEの文書が長い人は、質問力がないという点には非常に共感できます。私自身そうだからです。実際上手く質問するのって難しいんですよね。
その他、私が気になった点をまとめました。
・無駄な会議を止めるには以下の3つを守る。
1、解決したい問題を明確にする
2、必要な情報を集める
3、感情論を排除しロジカルに判断
・残業に苦しんでるほとんどの人は仕事量が多いわけではなく効率が悪いだけ。
・ライブは1日1回などの常識は勝手に決めてるだけ。やりたいことはやりたい時に全部やり倒す習慣をつける
・多動になるための最大のハードルは、他人にどう見られるかという感情。
・誰もあなたに興味がないから好きなように生きて思いっきり恥をかこう。
・人は年を取ると今まで培ってきた人脈や経験にがんじがらめになり、新しい刺激に身をさらせなくなる。
・資産や資格を持っていることで、むしろ腰が重くなる人が多い
・もし明日から会社が1ヶ月休みになったら何をやりたいか思い浮かべ、今日からそれを実行しよう。
・労働環境がブラックなら、仕事をやめればよい。これしか仕事がないというのは完全な思い込み。
・身につけた教養は、目の前の仕事に落とし込む。
最後に
この本は、人生がもっと自由なものだと思わせてくれます。頭が硬いと思っている人はこの本を読んで、頭をやわらかくしてみてはどうでしょうか。