【ITからIT転職実話】大手SIerからユーザー系SIerへの転職 7か月の道のり ~後編~

 自分は最近、大手SIer(IT企業)からユーザー系SIer(IT企業)へ転職しました。

 

転職活動の時は、大変なことが多かったですが、様々な人の転職体験談を読んで励まされました。自分も誰かを励ますことになればよいと思って体験したことを書いていきます。

 

転職活動の体験談は結構長くなるので、前編、後編で分けています。

前編は以下から

 

www.otaku-gtdiary.com

 

 

目次

 

 

企業への応募 第三幕(終幕)

12月で選考が進んでいる企業が0になった状態で、1月に入ることになりました。

転職活動開始から

6か月たって選考に進んでいる企業が0

 

このままではまずいと思ったことと、段々とエージェントBの対応にも疑問を持つようになり、

1月初旬に別のエージェントDに登録

この登録が運命を決めることに。

 

エージェントBの対応に疑問を持つようになった理由はいくつかあります。

  1. 受かりそうな適当な企業を勧めてくる
  2. 既にお見送りされた企業を勧めてくる
  3. 自分の選考状況を把握しきれていない

1に関しては、完全に主観です。自分が出した紹介した求人の条件を無視して、変な求人を紹介されたからです。

エージェントによっては、露骨に適当な企業を紹介してくるようですので注意してください。

 

話はそれましたが、このような理由から、新たに別のエージェントDに登録しました。

 

エージェントDの印象は、エージェントBよりよかったです。

理由は企業に対する理解度です。

 

エージェントDの会社では、面談を担当してくださった方と企業理解に精通している方2人ペアで仕事をしているよう。(エージェントBは1人です)

 

この企業理解に精通している方の知識がえぐい!!

エージェントBとは比べ物になりませんでした。

こちらが求める条件を伝えたら、10社ほど紹介されました。特におすすめな企業が5社あるとのことで、個別に5社の詳細も説明いただきました。

この中から7社ほど応募することにしました。

 

エージェントDに聞いた話ですが、企業によっては1回受けてお見送りになったら、一生応募できないところもあるらしいです。。。

 

面接へ

結果、エージェントB紹介の求人から3社、1次面接に進み、エージェントD紹介の求人から4社、1次面接に進む形になりました。まとめるとこんな感じ。

 

エージェントB紹介の求人

エージェントD紹介の求人

エージェントBで受けた企業は、

エージェントDで受けた企業より1週間早く応募しているといった進度でした。

 

ちなみに転職活動としての理想は、同時期に複数社内定が出ていて、その中から一番良いと思った企業を選択するパターンだそうです。

 

自分もその理想に向けて進めていましたが、受けた企業の中でユーザー系SIerから爆速で内定をいただいたので、結果的に1社内定出て、その1社に決める形になりました。

 

全体の結果は以下のような感じです。

 

エージェントB紹介の求人

   →1次面接通過。最終面接を辞退

   →1次面接通過ならず

  • 社内SE:

   →1次面接通過。最終面接を辞退

 

エージェントD紹介の求人

  • ユーザー系SIer

   →内定受諾

   →適性検査通過ならず

  • 独立系SIer①:

   →1次面接通過。最終面接を辞退

  • 独立系SIer②:

   →1次面接通過。最終面接を辞退

 

内定をもらった後

1月の中旬に応募して、1月下旬に1社内定が出ました。

この時点で1次面接通過しているのが4社

 

ここでやめるか、進めるかの選択。

一般的に内定が出れば、内定受諾するか否かを1週間以内に決めないといけません。

 

この状況は、選考中の企業にも伝わっていて

ある企業では、本当は採用枠に限りがあるので

結果を出すのに時間がかかりますが、選考を進んでくれるなら、採用枠を増やして迅速に結果を出せるようにしますと言われました。

 

特殊な状況もあるもんですね。

ただ、応募した中で元々ユーザー系SIerが第一志望で、選考の中でもその意思は変化しなかったので、お断りすることにしました。

 

退職交渉へ

ついに1社に選択し、内定受諾も終えたので、今の会社に退職を伝える時が来ました。

上司に退職することを伝えた日は2月の最初の営業日でした。

 

会社によりますが、基本的に退職の意思は、まず直属の上司に伝えないといけません。

 

幸か不幸か、原則テレワークになっていたので、退職を伝えるときもWeb会議でした。どのタイミングで伝えるべきか迷った末、司との会議の後に少し時間をもらって伝えることに

 

ついでのような感じで話はじめてしまったので、ついでで済む話ではないと思うと言われてしまいましたが(笑)

 

 その時はひとまず、意思は認識したということでお開きになりました。

後日、改めて時間をとって話すことに。

その時には、どうしてやめようと思った?とか、もう次の企業は決まっているの?とかどんな企業なの?とか色々聞かれました。

 

どこかのサイトに、やめる理由を聞かれたら、一身上の都合と答えろと書いてありましたが、個人的にそれでは納得できなかったので、言葉を選んで本心を伝えることにしました。

 

エージェントDにも確認しましたが、やはりある程度、本心を答えても良いとのことでした。

 

一般的に次の転職先は伝えない方が良いとのことだったので、転職先については、なんとなくぼやかして伝えました。

 

上司は、転職の意思が強いと感じてくれたらしく、特に無理な引き留めはしてきませんでした。上司の上司の方がさらに詰めてきましたが、転職する姿勢を崩さずにいたら、折れてくれました。

 

話が落ち着いた後、上司から、同じ組織のメンバーにも退職の話が展開されました。そこからは引継ぎをして、残った有休を消化し、無事退職し、新しい企業に入社することができました。

 

最後に

長い体験談を読んでいただき、ありがとうございます。

 

振り返ってみると、転職活動では結局、エージェントBとエージェントDからしか応募しませんでした。求人票自体は、他エージェントから勧められてきたものを見ましたが、応募はしませんでした。

 

一般的に転職は3か月とか長くても6か月といいますが、それより長い期間かかっても別に心配ないと思います。

 

自分の体験談が、今転職しようとしている人の励みになれば幸いです。