最近、IT企業からIT企業への転職をしました。
もう少し詳しくいうと、元々大手と呼ばれるSIerで勤務していましたが、大手企業のユーザー系SIerと呼ばれる企業への転職ができました。
転職活動時に様々な人の転職した記事を読んで、励みになっていたので、自分も転職の一体験者として、転職サイトに登録して、内定をもらって、会社を辞めるまでの全ての流れを書いていこうと思います。
先に言っておくと、自分は転職サイトに登録したのが6月で転職先が見つかったのが1月です。内容が長いので6月~12月までを前編、12月~1月を後編として書いていきます。
目次
転職サイト登録は6月
漠然と転職を意識し始めたのは4月でした。そこからはなんとなく就活の流れとか調べつつ、ゆるりとやっていました。
ただ、今のままじゃ何も変わらないと思い、とりあえず大手と呼ばれる転職エージェントサービスに登録。それが6月のことでした。
登録して翌日くらいに、転職エージェントから連絡があり、土曜日に電話面談してもらうことに。
事前に時間があれば書いておいて欲しいと言われた書類を書いて、いざ初の面談に!!
最初、さらっと書類の内容を確認した後、何でも良いので質問してください、お答えしますとエージェントさんが発言。
ただ、こちらとしては、初めてなので何を質問していいかよく分からず。。。
手当たり次第気になったところを質問し、面談は終了
体感は書類の確認10分、こちらからマシンガン質問50分でした
正直、自分に合った会社どこなのか?とか転職すべきなのか?とかの答えは出なかったので、ぼんやりとしたまま、その後数ヶ月は大きな変化はありませんでした。
9月、新たな転職エージェントに登録
転職への踏ん切りがつかず、エージェントさんから送られてきた求人は何となく見つつ、9月になりました
色んな情報サイトを見ると、転職エージェントは複数社登録した方が良いと書いてあったので、別の転職エージェントへ登録
今思うとこれが第一の変化点だったように思います。
便宜上、ここで新たに登録したエージェントをエージェントB、最初に登録したエージェントをエージェントAとします。
エージェントBも登録したらすぐに面談という流れになりました。ただ、今回は web会議による面談です。
エージェントBの面談は、エージェントAと全然違いました。最初に高校、大学、就職等、各人生での分岐点での決断の流れを確認しつつ、なぜその選択をしたのかを確認。その後、事前に記載した書類の内容に入っていくというスタイルでした。
たぶん質問の意図は、今までの人生の一貫性の確認なんだと思います。一貫性は重要らしいので。
この質問のおかげで、今までの自分を振り返ることができたので、自分にとってプラスになりました。
書類の添削
エージェントBの面談後には、職務履歴書の作成、添削にうつりました。
エージェントによっては、書類の添削をやってくれるところとやってくれないところがあるようですが、エージェントBはやってくれるところでした。
今思うと、ここで職務履歴書のベースができたと思います。この後もちょくちょく職務履歴書を書いていきましたが、大幅には修正していないので。
職務履歴書が完成したのが、面談後1.2週間後でした。もう9月も終わりです。
10月、企業への応募 第一幕
とりあえず気になるところに応募してみましょうと転職エージェントが激推しするので、応募してみることに。
応募時に、提出する企業へ志望動機も送った方が良いとのことだったので、各会社への志望動機をつけて応募していました
応募する前に各企業について調べないといけないので、応募数は1週間に2社程度
10月中旬には6、7社応募完了という状態になりました。
応募当時は、ITの研究職やメーカーのIT部門(社内SE)に興味があったので、その2つを中心に受けて、現業と同じSIerもいくつか受けるという方針で応募してました。
結局、6、7社応募した内、書類選考に通過したのは1社。その1社も現業と同じSIer。現実は厳しいです。
ただ、1社先行通過したので、すごく嬉しかったです。
その1社について軽く調べ、1次面接をリモートで受けました。
面接自体はおそらく問題なく終了しましたが、
面接を通して知ったその企業の印象が、自分の思っていたものと違ったので、
1次面接で辞退することにしました。
企業への応募 第二幕
時は戻って1次面接を準備していた頃
エージェントBだけの話を素直に聞いてよいのかと疑問に思い、他の転職エージェントにも登録することにしました。
3社くらい登録して面談を受けました。
複数社エージェントを登録して初めて分かったことなのですが、エージェントによって印象が全然違いました。
話す態度が悪いエージェント、周りで同僚がくっちゃべっているような環境で電話面談するエージェント等、個人的に論外なエージェントもありました。
様々なエージェントの中で、エージェントCは、なかなか優秀で、話もスムーズに進みました。エージェントCと色々話していると衝撃的なアドバイスを受けました。
「書類選考の段階で、普通は志望動機を書かないですよ」
!!
衝撃でした。エージェントBに志望動機を書いた方が良いと言われて素直にそうしていたので。
エージェントC曰く、書類選考の通る確率は一般的に3割程度なので、そのタイミングで1社1社志望動機を考えるのは効率が悪いとのこと。言われてみればごもっとも
この一言のおかげで、1次面接の準備をしているころ、志望動機なしで10社程度追加で応募することができました。
そこから書類選考に落ちては追加応募しを繰り返し、最終的に20社程度応募して、5社書類選考を通過することができました。
11月、書類選考のその先へ
5社書類選考に進みましたが、1社は適性検査でお見送りになり、1社は企業の都合で求人が消滅したため、1次面接に進めたのは3社となりました。全てリモート面接です。2社はユーザー系SIerで1社は社内SEでした。
この頃には11月に入っていて、年度末に転職活動が終了すれば良いかなと考えていたので、この3社の内、1つに決めたいかなと思っていました。
3社の1次面接を終えた結果、ユーザー系SIerの2社は1社お見送り、1社は辞退し、社内SEは最終面接に進むという形になりました。
ユーザー系SIer1社がお見送りになった理由は明確で、自分が1次面接の趣旨を間違っていたからです。
ユーザー系SIer1社を辞退した理由は、今の会社は保守業務ばっかりで開発ができないという転職課題を解決できないからです。
社内SEの1次面接は現場社員との面接で、好印象だったようで面接の次の日に最終面接の連絡が来ました。
結局、最終面接に進んだのは社内SEの1社だけという状況になりました。最終面接は面直でした。
面接官は、人事の方1人と役員の方1人。
1次面接は技術的な質問が多かったのに対し、最終面接はなぜこの企業なのか等、技術的ではない部分の質問が多かったです。
最終面接の結果、お見送りでした。。。
他候補者と比較した結果ということでしたが、おそらく志望動機が面接官にささらなかったことが原因だと思います。
これで
選考に進んでいる企業が0の状態で
12月が終わりました。。。
続きは以下の後編で話そうと思います。